ヒムロック・ダイアリー

とにかくイライラして久しぶりに映画(ゴム焼き)を観に行きました
ジョニー・デップ主演・「ネバーランド

父親を失って心に傷を負った少年を癒す為に、永遠に年をとらない少年の話を作る

ていうピーターパン製作秘話が大事なわけじゃなくて、
ファンタジーを単なる「お話」と切り捨てず「信じる」ことでそれが人生を豊かにするっていうそれがまあメインテーマなんじゃないかと思ったんだけど。
その辺が『ビッグフィッシュ』を思い起こさせた点。
でまあ現実と戦うために少年から一足飛びに大人になる長兄に対して
自分を守るためにひたすら「現実」のみに固執する弟に「信じる」ことを教えるツールとしてピーターパンが生まれたってことじゃないの?
その辺の兄弟の描写とか、「夫の中にもいつまでも少年がいたんですよ」っていうせりふとか、
その辺が劇中のピーターパンのストーリーとオーバーラップしてとても効果的だと思ったんだけどなあ。


武道館に来てくれたヤツも、来れなかったヤツも、みんなにとって最高の一年でありますように!


KYOSUKE HIMURO